こくご塾KURUの作文添削講座
こくご塾KURUでは、月に数回、通常授業とは別に作文添削講座を開講しています。
開講ごとに参加者を募り、先着順で最大8名まで受講することができます。
毎回数名の講師がつき、基本的に土曜日・日曜日・祝日におこなっています。
次回の開講日など詳細は講師に尋ねるか、→こちらからお問い合わせ下さい。
参加者の中には、作文に慣れている生徒もいれば、慣れていない生徒もいます。
そのため、授業は受講した一年生から六年生までが席を同じくして、講師も含めて互いに話し合うところからスタートします。
課題のテーマごとにグループに分かれて行われることもあります。他の生徒の意見に納得したり、疑問に思ったりする中で、自分の意見を形にしていく作業です。
次に、必要に応じて講師の助けを借りながら、その意見を文章化していきます。原稿用紙の使い方・句読点の打ち方などの基本的な指導はもちろん、文章の構成や表現なども、自主性を 重んじつつアドバイスしています。
そして、推敲と添削、下書き、清書を繰り返し、よりよい文章に仕上げていくという流れです。
「よい文章」の定義は様々ですが、生徒の個性と照らし合わせて、講師も生徒自身も納得できる文章を理想として指導しています。
参加者はふだん国語専科を受講している生徒がほとんどなので、通常授業の中で講師が把握している生徒の個性を指導に反映させやすいという利点を生かし、楽しく授業を行っています。
進みの早い生徒の場合、3作品ほどを書き上げることもあります。作文に慣れていない生徒でも、ひとつの作品とじっくりと向き合って仕上げます。
話し合い、手を貸してあげれば、「全く書けなかった」ということはほとんどありません。 人と向き合って意思疎通するコミュニケーション能力と、自分と向き合って表現する作文能力…二つの力をぐんぐん伸ばすKURUの「作文添削講座」へぜひ参加して下さいね!
テーマについて
毎回取り上げるテーマは多岐にわたります。また、通常の作文だけでなく、標語づくりや作詞、絵本の作者の方に手紙を書いたりなど、様々なことに挑戦しています。
過去のテーマをいくつかご紹介します。
・「あなたの家族の自慢を教えてください」
・「電車やバスの優先席は必要だと思いますか」
・「真夜中の道路は信号が赤でも渡っていいと思いますか」
・「危ないとわかっていても、ついしてしまうことがあります。なぜなのか考えてみましょう」
・「一人暮らしと、家族で暮らすこと。あなたはどちらがいいと思いますか」
・「あなたは裁判員をやってみたいですか、やってみたくないですか」
・「みんなが幸せに暮らすために、どんな科学技術が必要だと思いますか」…等々。
外部の作文コンクールなどに、保護者の方の許可を取った上で応募することもあります。生徒のモチベーションが上がり、自分のことを知らない人に向かって書くという意識も芽生えるため、テーマを吟味した上で積極的に参加しています。
プライバシー保護のため詳細に紹介することはできませんが、これまでにも多くの賞を受賞しています。